育児で大切な「当事者意識」

当ページのリンクには広告が含まれています。

昨今は価値観が大きく変わり、

夫も家事・育児をするのは当たり前、妻も仕事を続けるのは当たり前、

というご夫婦も多いかと思います。

我が家もそうです。

一見するとどちらも家事・育児をして、どちらも仕事をしているので対等に見えますが、

どちらか一方にだけやたらと不満がたまっていることは無いでしょうか?

その原因として、表に見える役割分担は公平に見えても、

心理的なプレッシャーをどちらか一方だけが抱えているケースがあると思います。

例えば子どもが起きたとき少し声が枯れているようで、念の為熱を測ると38度を超える熱があったとき、

保育園に預けるのは難しそうなので、病院に連れていくしかない状況であり、

共働き夫婦の場合は、どちらが会社を休む必要があります。

そんなシーンで重要なことは、お互いに当事者意識を持って、その状況をどう打破するか一緒に考えることです。

ここで指示を待っているだけだと、どんなにその後の対応をしっかりこなしたとしても「うちの夫(妻)は家事・育児に無関心で協力的ではない」と判断されてしまいます。

その理由としては、自分事として問題を認識して対処法を検討する、という行為は継続的に脳への負荷が大きく、それを自分のみが負っているというアンフェアな状況に強い不満が生まれるため、だと思われます。

家事・育児の分担についてはもちろんご家庭によって考え方は違うと思います。

どちらか一方がとにかく稼いできて、もう一方が家事育児に専念する、という考えもあるでしょう。

どれが正しいというわけではありませんが、夫婦で家事・育児を分担するスタイルの場合、お互いに当事者意識を持つことが非常に重要になります。

問題のある夫婦で多いのはやはり、妻側に一方的に不満がたまるケースでしょう。

それは夫側の当事者意識が不足していることになりますが、なぜそうなるののでしょうか?

子供が産まれた直後は、妻が育休を取得して、しばらく育児を中心に行うケースが多いと思います。

そのため育児において妻にしか分からない、判断できないブラックボックスが生まれてしまうことがあります。

夫からすると、ブラックボックスの中身だけではなく、そのもの自体が本当に見えていないケースもあります。

夫側に責任感がないわけではなく、認識がないだけ、という場合があるということです。

これを解消するためには、夫側は妻が裏でやっていることがあるはず、と認識して自分から適宜状況を確認する必要があります。

夫が待っていては妻の不満がたまる一方となり、

さらに場合よっては、ブラックボックスにしたままの方が都合が良いために、妻が意図的にそのようにしているケースもあるかもしれませんので、

自分から攻めの気持ちで、情報を取りに行く必要があります。。

妻の方も少しずつ情報をシェアをして、いずれどちらか一方しか認識していない、出来ない、分からない、ことを減らしていく必要があります。

すぐにできることではありませんが、焦らず時間をかけて、相手を信じて、前向きに取り組むことが大事です。

それでは家庭円満を目指してこれからも学んで、頑張っていきましょう!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次