DESC法のコツ④ Choose(選択する)編

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前回に引き続きDESC法のコツをご紹介したいと思います。

「DESC法って何?」という方は、こちらの記事をご参照ください。

それでは今回は4つめののステップである「Choose(選択する)」での、

コツをご紹介していきたいと思います。

相手が選択しなかったら、次回までに代替案を出させる

Choose(選択する)では、こちらから提示した案の中から、相手に選んでもらいます。

この中からは選ばない、という選択もありえます。

もし選ばないと選択をされた時に、

ここで一番やってはいけないことは、

相手にどれかを選ばせるように強要してしまうことです。

相手を思いやりながら交渉するというDESC法が台無しになってしまい、短期的には都合の良い結果が得られたとしても、長期的に良好な関係を築くことが難しくなります。

ちなみに「強要する」は英語でcompel、なのでこれでも頭文字だけみるとDESC法ですね笑

さて、では相手がこちらの案を受け入れてくれなかった場合はどうするのかというと、

こちらも再度案を考えてくるとした上で、

相手にも代替案を考えてきてもらうようにしましょう。

DとEのステップで2人の問題であることは共通認識になっているので、

相手にも考える義務はあると考えて差し支えありません。

もしこの時点で相手が嫌がるのであれば、

DとEのステップに戻って、自分の気持ちを相手に認めてもらうことから、やり直してみてください。

そして次回は以下の3パターンが考えられます。

①相手の考えてきた案が素晴らしい
②相手の考えてきた案が受け入れ難い
③相手が考えてこなかった

①は一番良く、そのまま相手の案を採用すればみんなハッピーです。

③はあまり良くはないのですが、相手には考えてこなかったという負い目があるため、あなたの案を前回よりも通しやすくなっているでしょう。

考えなければいけないのは②の場合です。

どうしてもこちらが受け入れられない場合には、理由を明確に伝えた上で断るしかありません。

しかしこちらから言い出したことに向こうも乗ってくれている状況ですので、多少のことであれば目を瞑っていただきたいところです。

まずはやってみて、それでやっぱりうまくいかないね、となったら、その時にまた考えると良いでしょう。

それでは本日は以上となります。

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